昨夜（３０日）、新宮市内のホテルの部屋で、女性が死亡しているのが見つかり、一緒にいた男性が、新宮警察署に殺人の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは、住所不定・無職の梶村圭一郎(かじむら・けいいちろう)容疑者３４歳です。

　きのう午後８時半ごろ、男性の声で「ホテルの客室内で心中する」という内容の通報が地元消防にありました。

　このため、警察と消防が現場に駆け付けたところ、新宮市内のホテルの一室で、首にタオルが巻かれ、ベッドに仰向けの状態で、死亡している女性と、同じベッドに仰向けに倒れ、意識不明の梶村容疑者が見つかりました。

　死亡していたのは、名古屋市西区に住む無職の２６歳の女性で、首に絞められたような跡がありました。警察で、司法解剖して、詳しい死因を調べることにしています。一方の梶村容疑者には、目立った外傷などはありませんでしたが、薬などを飲んでいる可能性があるとして、病院に運ばれ、手当てを受けました。

　警察で、梶村容疑者の回復を待って、話を聞いたところ、女性の首を絞めたなどと供述したことから、きょう（１日）午前、殺人の疑いで逮捕しました。

　警察で、詳しく調べていますが、梶村容疑者は、殺意については、曖昧な供述をしているということです。また、梶村容疑者は、女性について「交際相手だ」と話し、ホテルには、おととい（２９日）から宿泊していました。

以下ソース：和歌山放送　2017年10月01日 14時24分
http://wbs.co.jp/news/2017/10/01/108465.html