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1: 小豆大福 2017/09/02(土) 14:30:37.07 ID:CAP_USER9
https://www.j-cast.com/2017/09/02307191.html
   インターネット検索エンジンの「Bing(ビング)」を知っているだろうか。マイクロソフト社が提供するこのBingの利用率が、米国では3割超に達しているという。

   日本でネット検索といえば、「ググる」というネットスラングがあるほど普及している「グーグル」、あるいは「ヤフー」のイメージが強いだろうが、「Bing」はどれほど利用されているか。

https://www.j-cast.com/assets_c/2017/08/news_20170830202742-thumb-645xauto-120366.jpg
  米マイクロソフト社が提供するウェブマーケティングサービス「Bing Ads」公式ツイッターは2017年8月18日、Bingのシェア率(3月時点)が米国で33%とする調査結果を投稿した。調査はデジタル市場の分析を手がける米コムスコア社が実施した。

   「Bing Ads」は上記ツイートで、「Bingはみなさんが思っているより規模が大きい」としている。他のユーザーからは「Bing使ってるよ」「感激!いつもBing!」といったリプライ(返信)が寄せられている。

   ただこのデータは、Bingが検索エンジンのアルゴリズムを提供している米ヤフーや米AOLでの検索も合算したいわば「Bing勢」の集計。米大手統計会社「Statista」が公表している米国の検索エンジンシェア率(17年4月時点)を見ると、ヤフー11.7%、AOL0.8%で、マイクロソフト(Bing)は22.8%だった。それでも、09年4月のBingは8.2%で、ここまで堅実にシェアを伸ばしている。グーグルは安定して60%前後を維持しており、17年4月も63.4%だった。

   日本での利用実態はどうか。米統計会社「StatCounter」の調査データによると、日本ではグーグルが67.7%、ヤフーが27.9%で、Bingは3.7%にとどまっている。ただ米国と違い、ヤフー・ジャパンはグーグルのアルゴリズムを検索エンジンに採用しており、仮にヤフーを「グーグル勢」として合算すると95%に達する。Bingの存在感は小さい。

またBingは、マイクロソフトの最新基本ソフト(OS)ウィンドウズ10に標準搭載されているネットブラウザー「マイクロソフト・エッジ」においてデフォルトの検索エンジンとして設定されている。冒頭のデータが示したシェアの高さにはその影響もあるのではないかと考える向きがツイッター上には少なくない。

   他にも「Bing頭悪すぎない?」として検索候補に首をかしげるツイートが見つかる。このユーザーは、Bingの検索窓に「western」と入れたところ予測候補で「うぇsてrんぢぎたl」「ウェs手rンあrms」「wester 納車」などと表示されたディスプレー画像を投稿して不満を述べていた。

   試しに同じようにBingで「western」と入力してみたところ、本当に上記と同じ候補が表示された。5番目に「western digital」があり、そのつづりをかな入力モードでタイピングすると「うぇsてrんぢぎたl」になる、というのが「予測」の顛末のようだ。なおグーグル検索で同様に「western」を入力すると「western digital」が一番上に出た。

   それでも「自分はもうかなり前からBing主体です」「Bingもシンプルで意外と使いやすいのよ。日替わりトップページもきれいだし」「bingがシェアを伸ばしているらしい。Googleの独占は嫌なのでこの流れ維持してほしい」と支持派もそこそこいる。

   気に入られている点としては、たとえば「bing、検索エンジンとしては一度も使ったこと無いけど、トップに出てる日替わり画像は好き」と言われるように、毎日かわるトップ画面の背景画像を好むユーザーが複数見つかる。自然や名建築といったものが多く、ページ下部には「今日の画像」として簡単な説明も書かれている。

   ただしグーグルのトップ画面も、記念日や偉人の誕生日などには特殊なアレンジが施される「Doodle(ドゥードゥル)」機能を備えているほか、自分で好みの画像を設定する拡張機能(アドオン)もあるため、Bingの「専売特許」には至っていない。

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