1: 小豆大福 2017/10/18(水) 05:46:58.09 ID:CAP_USER9.net
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イクラ バブル期以来の高値に

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7004604881.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

秋の味覚の代表ともいえる秋サケ。
ことしは、記録的な不漁となった去年をさらに下回る厳しい状態が続いています。

こうした状況は、私たちの台所にも影響を及ぼし始めています。
水産の現場では何が起きていて、なぜ不漁が続くのでしょうか。

10月中旬。
例年であれば秋サケ漁の最盛期で船の底にはあふれるほどサケがあるはずですが、ことしはガラガラです。
漁業者は「商売にならない。去年も悪かったけど去年より悪い。だんだん悪くなってきている」と話しています。

サケの漁獲量は平成8年をピークに全国的に減少傾向で、去年は36年ぶりに10万トンを割り込みました。
この影響を最も受けているのが、サケの卵・イクラです。
100グラム1200円と去年の1・5倍で売られている店もあります。
買い物客は「やっぱり庶民としては高いですよね、なかなか手が出ない」とか「安いともうちょっと買うんですけど、今年は買いづらい」などと話しています。

イクラの取り引き価格は現在、1キロ5800円。
これだけの高値は、バブル崩壊直後の平成5年以来、24年ぶりです。

かき入れ時の年末商戦を前に、店側は大きな不安を抱いています。
店主の柿田英樹さんは「イクラのニーズが高くなる時期なのでその時期高くなってしまうと売り上げに絶対響いてくるので今からこわいです」と話しています。

売り上げの8割をイクラが占める工場では、地元だけではサケが足りないため、130キロ以上離れたオホーツク海側の斜里町など各地からサケを集めるため、輸送コストが収益を圧迫しているといいます。

阿部英晃社長は「これだけ量が少ないですから。原料確保というのを優先でやっていますが目の前の近場と遠くから運んでくるのだと、運賃も変わってくるので、運賃格差も重荷にはなっています」と話しています。

なぜ不漁が続くのか。サケの生態に詳しい専門家は、気候変動に伴ってサケの数そのものが少ない時期に入っている可能性があると指摘します。北海道大学国際連携機構の帰山雅秀特任教授は「1920年まではサケが少なくて、その後40年代中頃まで増えて、また減っている。70年代以降急激に増えて、それが2000年以降に減ってきているという傾向があります。長期的気候変動とサケの回帰量はリンクしているということがよくわかります」と話しています。

こうした状態がいつまで続くのかについて、帰山特任教授は「今が底だと思いたいですけど、そこは本当に予測が付きません。はっきりいうと漁業にとっては今我慢の時期だと思います」と話しています。そのうえで、当面、漁の少ない状態が続くことも想定して、長期的にサケをとり続けられるよう、環境保護に地道に取り組むことが重要だと指摘します。帰山特任教授は「漁業というのは自然との共存との中で営まれているといいます。今取れないからと言って少ない魚をいっぱい取るとか、そういうことは是非避けたいです。サケが産卵できる川をどう守り、あるいは作っていくことが大事かと思います」と話しています。

道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場では、漁の後半となる年末にかけても北海道の沿岸に近づくサケの数は、少ない状態が続くとみられるとしています。

10/17 18:48

引用元: ・イクラ バブル期以来の高値に 末端価格で100グラム1200円も・北海道

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