1: 小豆大福 2017/09/17(日) 11:03:28.06 ID:CAP_USER9.net
奈良県天理市の天理駅前に4月にオープンした駅前広場で、 8件の事故が起きて、8人がけがをしていたことが同市への取材でわかった。

白色を基調にしたユニークな形をした施設が特徴で、この形状が事故につながったケースもあった。
市は事態を受けて、利用者に注意を促す看板の設置や監視カメラの増設など安全対策の強化に乗り出した。

市内に約1600基点在する古墳をモチーフに「コフフン」と名付けられ、建築家の佐藤オオキさんが設計。
地域活性化を狙い、市が約14億円かけて、約1万7100平方メートルを再整備。
五つの円形構造物を配置し、委託を受けた民間の警備会社が管理する。
無料で自由に誰でも利用できる。

市によると、けがをしたのは幼稚園児から60歳代で、うち4人が腕を骨折するなどの大けがを負った。
事故は4月に5件、6、7、9月に各1件起きた。

4月1日のオープン初日には、屋内のリング状遊具(直径2メートル)にまたがり回転したところ、幼稚園の女児が腕の骨を折った。
10人以上が一斉に乗った勢いで投げ出されたとみられる。

また、同月18日には60歳代の女性が屋外ステージの階段を踏み外して転倒、脚の骨を折った。
全体がほぼ白一色で、段差が見えづらかったのが原因という。
翌日には別の60歳代女性も階段の境目が見えず、踏み外して転び頭を打って病院に運ばれた。
軽傷という。

7月には屋外の巨大トランポリン(直径約12メートル)で遊んでいた小学校低学年の男児が高学年の児童とぶつかって、右腕を骨折した。

遊具利用中とみられるのが5件、施設の色や形状が事故の要因と考えられるのが3件だった。
事故を受け、市はリング状の遊具で遊べる人数を8人までに限定。
屋外ステージの階段部分にはグレーの円形マークを表示して、段差をわかりやすくした。

来場者の多い休日には監視スタッフを2人増員して4人にした。
現在、広場全体を監視カメラ6台でカバーしているが、さらに各遊具ごとを監視するなど6台を増設する。
事故の未然防止や発生時に即応できるように監視体制の強化を図る。

市の担当者は「事故は設計上の安全性に問題があって起きたとは考えていない」と否定した上で、「利用者のマナーによる部分もある。広場全体を監視できないので、周囲の大人も注意を払ってもらい、
 安全に遊べる広場にしていきたい」としている。

写真:段差をわかりやすくするため、階段に設けられたグレーの円形マーク
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写真:巨大トランポリンの利用について注意を呼び掛ける看板
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以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年09月17日 10時16分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170917-OYT1T50014.html

引用元: ・【奈良】白一色、古墳モチーフの駅前広場で8人けが 天理市