1: 小豆大福 2017/11/24(金) 11:22:44.88 ID:CAP_USER9.net
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「心は男」なぜ女性刑務所 性同一性障害の県内被告、「死ぬほど苦痛」涙の訴え
11/24(金) 5:00配信

「女性刑務所に入るくらいなら即、死刑にしてほしかった」。窃盗の罪で服役することになった県内の20代被告が、拘置施設の面会室で悲痛な声を響かせた。頬には涙の跡が幾筋も光る。髪は肩まで伸びているが、声は低く、一見した限りでは性別が分からない。被告には、体は女性だが心は男性という性同一性障害がある。控訴審判決が出た直後の今月21日、金沢刑務所拘置区(金沢市)で面会し、現在の心境などを聞いた。
(社会部・中島慎吾)

被告は6月、県西部の商業施設で食料品などを盗んだ疑いで逮捕、起訴された。
執行猶予期間中の犯行だったこともあり、一審富山地裁高岡支部で懲役1年の判決を受けた。
猶予されていた刑期を合わせると3年4カ月ほどになる。

性別を変更するため、かねてから適合手術を望んでいたが、経済的な理由で受けられずにいた。
性同一性障害の専用刑務所はなく、このままでは戸籍上の性別に従って女性刑務所に入ることになる。
それを避けるには実刑から逃れるしかない。執行猶予付き判決を求め、名古屋高裁金沢支部に控訴した。

しかし、面会直前の判決で一審の判断が変わることはなかった。
「社会内での更生の道を自ら閉ざした。障害を酌むとしても限界がある」。
安易に犯行を繰り返したと断じる裁判長の言葉が法廷に重く響く。「これ以上どうしようもない」。
風船から空気が抜けるように闘争心を失った被告は、この日のうちに上告する権利の放棄を申し出たという。
放棄が確定すれば受刑者として服役することになる。

自らが犯した罪に対し懲役刑を受けることはやむを得ない。
だが、女性として服役を強いられるのは「二重の刑罰」だと感じている。
男性の外見を保つためのホルモン投与も逮捕後は受けられず、女性に近づいていく自らの容姿に
強い嫌悪感を抱くようになった。「自殺したい」との思いも頭をよぎる。

一方で、それに打ち勝ち、罪を償って出所できたなら、同じ境遇の人を支えたいとの願望もある。
「もう誰にも同じ思いをしてほしくない。刑務所で体の自由が制限されても、性別の自由は奪われないよう、
世の中を変えたい」

(後略、全文はソースで)
11/24(金) 5:00配信 北日本新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00091051-kitanihon-l16

引用元: ・【石川】「体は女性だが心は男性」「女性刑務所に入るくらいなら死刑に」…性同一性障害の被告「死ぬほど苦痛」涙の訴え

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