1: 小豆大福 2017/09/06(水) 23:08:59.47 ID:CAP_USER9.net
飛行機と鳥との衝突は「バードストライク」と呼ばれ、日本では年間1500件以上発生しています。1羽だけでも大きな被害になりかねないバードストライク、どのような対策が行われているのでしょうか。
■窓ガラスにひび、エンジン損傷も
飛行機と鳥との衝突は「バードストライク」と呼ばれ、国土交通省航空局の資料によると、日本では2016年に1626件、2015年には1769件発生しています。
飛行機が鳥と衝突する事例は「バードストライク」と呼ばれる。写真はイメージ
https://contents.trafficnews.jp/image/000/011/975/170905_birdstrike_01.jpg
この数値は、飛行機の運航者(航空会社など)や機長から寄せられた報告に基づき、航空局が取りまとめたもの。同局ではバードストライクに対策を講じるべく、2009(平成21)年から日本で鳥と衝突、あるいは衝突のおそれがあった事例について、運航者に報告をお願いしているといいます。鳥がどのような被害をもたらすのか、同局に聞きました。
――バードストライクで多い事例はどのようなものでしょうか?
最も多いのは、コックピットの窓を含む飛行機の前部(ノーズ)に当たる事例です。翼やエンジン・プロペラ部、胴体など、衝突する部位や鳥の大きさによっても被害は異なり、胴体がへこんだり窓ガラスにひびが入ったりすることもあれば、当たったことに気づかないほど軽微なケースもあります。
エンジン部に鳥が入り込むと、衝撃でタービンブレードが欠け運航に支障をきたすこともあります。鳥の大きさによっては、1羽巻き込んだだけでも起こり得ます。ただ、翼や胴体を貫通するほどの事例はまれでしょう。
■空港周辺で多いバードストライク 対策は「アナログ」?
――どのような状況で発生することが多いのでしょうか?
多くは離着陸時、つまり空港の周辺で発生しています。被害にあった飛行機は離陸を中止し、損傷に応じて機材を変更することもあるほか、ある程度の高度に達した状態で起こった場合は引き返したり、目的地外の空港へ緊急的に着陸したりすることもあります。
――どのような対策が行われているのでしょうか?
主に、空港内へ鳥が巣をつくらないような環境対策を行っています。定期的に見回りをし、必要に応じて空砲を撃つなどして鳥を追い払います。
※ ※ ※
国土交通省航空局の担当者によると、バードストライク対策は見回りと、その都度鳥を追い払うことが主体だといい、抜本的に予防するようなシステムはないといいます。「やり方としてはアナログかもしれません」と話します。
ちなみに、国が管理する空港でバードストライクの件数が最も多いのは羽田空港で、2016年には182件発生。2位の伊丹空港73件と比べても突出した数値です。これについて航空局の担当者は「羽田空港は交通量が多いということもありますが、水辺にあるため鳥が集まりやすい」のだそうです。
2016年に飛行機に衝突した鳥類の内訳。件数ではツバメが最多だが、機体の損傷に至るケースはトビ(タカ科)のような大型種で多い。
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/006/550/170905_birdstrike_02.jpg
配信https://trafficnews.jp/post/78465
乗り物ニュース
https://trafficnews.jp/post/78465
関連スレ
【JAL緊急着陸】緊急着陸の原因 「鳥ではない」 JALが断定
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1504610677/
【社会】JAL機緊急着陸 バードストライクの痕跡見つからず エンジンの不具合が原因か
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1504602359/
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飛行機が鳥と衝突する事例は「バードストライク」と呼ばれる。写真はイメージ
https://contents.trafficnews.jp/image/000/011/975/170905_birdstrike_01.jpg
この数値は、飛行機の運航者(航空会社など)や機長から寄せられた報告に基づき、航空局が取りまとめたもの。同局ではバードストライクに対策を講じるべく、2009(平成21)年から日本で鳥と衝突、あるいは衝突のおそれがあった事例について、運航者に報告をお願いしているといいます。鳥がどのような被害をもたらすのか、同局に聞きました。
――バードストライクで多い事例はどのようなものでしょうか?
最も多いのは、コックピットの窓を含む飛行機の前部(ノーズ)に当たる事例です。翼やエンジン・プロペラ部、胴体など、衝突する部位や鳥の大きさによっても被害は異なり、胴体がへこんだり窓ガラスにひびが入ったりすることもあれば、当たったことに気づかないほど軽微なケースもあります。
エンジン部に鳥が入り込むと、衝撃でタービンブレードが欠け運航に支障をきたすこともあります。鳥の大きさによっては、1羽巻き込んだだけでも起こり得ます。ただ、翼や胴体を貫通するほどの事例はまれでしょう。
■空港周辺で多いバードストライク 対策は「アナログ」?
――どのような状況で発生することが多いのでしょうか?
多くは離着陸時、つまり空港の周辺で発生しています。被害にあった飛行機は離陸を中止し、損傷に応じて機材を変更することもあるほか、ある程度の高度に達した状態で起こった場合は引き返したり、目的地外の空港へ緊急的に着陸したりすることもあります。
――どのような対策が行われているのでしょうか?
主に、空港内へ鳥が巣をつくらないような環境対策を行っています。定期的に見回りをし、必要に応じて空砲を撃つなどして鳥を追い払います。
※ ※ ※
国土交通省航空局の担当者によると、バードストライク対策は見回りと、その都度鳥を追い払うことが主体だといい、抜本的に予防するようなシステムはないといいます。「やり方としてはアナログかもしれません」と話します。
ちなみに、国が管理する空港でバードストライクの件数が最も多いのは羽田空港で、2016年には182件発生。2位の伊丹空港73件と比べても突出した数値です。これについて航空局の担当者は「羽田空港は交通量が多いということもありますが、水辺にあるため鳥が集まりやすい」のだそうです。
2016年に飛行機に衝突した鳥類の内訳。件数ではツバメが最多だが、機体の損傷に至るケースはトビ(タカ科)のような大型種で多い。
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/006/550/170905_birdstrike_02.jpg
配信https://trafficnews.jp/post/78465
乗り物ニュース
https://trafficnews.jp/post/78465
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【JAL緊急着陸】緊急着陸の原因 「鳥ではない」 JALが断定
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1504610677/
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引用元: ・【鳥/航空】バードストライク、年間1500件超!?1羽でエンジン損傷も どう対策?
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